相談窓口を上手に活用するために

2.相談窓口を活用するためのポイント

続けて、相談窓口を活用するためのポイントをお伝えします。

(1)相談窓口を知る

相談窓口には自治体などが行う公的な相談窓口、NPOなどが行う民間の相談窓口などがあります。
このサイトではチャットボットの質問に答えることで適切な相談窓口が案内されますが、以下、参考までに都道府県、市町村に設置されている公的な相談窓口をいくつか簡単にご紹介します。

①お金や仕事の困りごと:福祉事務所、自立相談支援機関、ハローワーク
福祉事務所では生活保護の申請ができます。自立相談支援機関窓口では、働きたくても働けない、住む所がない、その他、生活の中で困っていることを相談することができます。
また、就職に関する困りごとについては、ハローワーク(公共職業安定所)においても、就職の相談やお仕事のご紹介、職業訓練のご案内、雇用保険の手続きなどを行っており、就職に関する支援を受けることができます。子育てをしながら働きたい人を応援するマザーズハローワークや、新卒者や学校卒業後概ね3年以内の未就職の方を応援する新卒応援ハローワークなど、専門的な相談ができるハローワークもあります。

②妊娠や出産、子育て、虐待に関する困りごと:
子育て世代包括支援センター保健所、市町村の子育て支援に関する課、児童相談所、教育センターなど

妊娠中、産前産後、子育て、虐待、子どもの学校生活などにおけるさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。妊娠・出産・子育てに関する支援制度やサービスの紹介、利用するために必要な申請などの手続きのサポートも受けることができます。

③高齢や介護の困りごと:地域包括支援センター
高齢や介護に関するさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。
高齢のご本人からだけでなく、ご家族からの相談も受け付けています。介護保険サービスの紹介や利用するために必要な申請などの手続きなどについても対応しています。名称が自治体によって異なる場合があります。

④障害に関する困りごと:市町村の障害福祉に関する課
障害を抱えながら生活をするご本人、ご家族がさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。障害福祉サービスの紹介や利用するために必要な申請の手続きなどについても対応しています。

⑤心の問題や病気に関する困りごと:精神保健福祉センター保健所など
心の問題や病気に関するさまざまな悩みや困りごとについて相談することができます。ご家族からの相談も受け付けています。アルコール依存、薬物依存、ギャンブル依存などの専門相談窓口もあります。

都道府県や市町村には、このほかにもさまざまな相談窓口があり、全国どこからでも電話やメール、SNSなどで相談することができる窓口もあります。お住まいの都道府県や市町村にどのような相談窓口があるかを知ることに加えて、全国どこからでも相談ができる窓口があることも覚えておいてください。

(2)自分の悩みや困りごとに合った相談窓口を選ぶ

相談窓口によって、対応できる相談方法や時間帯が異なりますので、以下の2点について検討すると、よりご自身に合った相談窓口を選ぶことができます。

  • どんな方法がいいか(対面、電話、メール、SNSなど)
  • いつがいいか(平日または土日祝日。日中、夕方、深夜など)

できれば、ご自身にあった相談窓口を複数ピックアップしておきましょう。相性もありますので、相談をしてみて、ここは合わないなと感じたとき、次に相談できる先を持っておくことができると安心材料になります。

また、相談窓口で受けた説明や提供された情報を書き留めたりするメモなどを用意しておけば、後ほど内容を見返すことができます。

以上、「相談窓口を上手に活用するために」と題して、相談窓口を活用することのメリットと相談窓口を活用するためのポイントについてお伝えをさせていただきました。

相談をするということは自分以外の誰かの知恵を借りることでもあります。
体調が悪いときに病院にかかるように、生活に悩んだり困ったりしたら相談窓口を活用してみませんか。